フォンダンウォーター。
ちょっとおしゃれなご飯屋さんに行くと、お冷やがただの水ではなく、レモンが浮かんでいます。わたしは、あのほんのりした爽やかさが好きです。
だからデトックスウォーター、というのにも、ずっと興味がありました。生のくだものを水につけて飲むという、単純な代物。最近流行っているようです。レモンをつけただけの水だっておいしいのに、オレンジやらリンゴやらスイカやらを入れて、おいしくないわけがないじゃありませんか。
でも、生のくだものって高いのです。切るのも手間だし、水につけるくらいならそのまま食べてしまいたい、もったいない、という気がして手が出ませんでした。
インターネットで何かと検索するのが趣味のわたしが、デトックスウォーターの代わりに見つけたのが、これ。
容器は、300円均一で買ったもの。 下に沈んでいるのはドライフルーツです。生のくだものではなく、ドライフルーツを水につけて飲むという、フォンダンウォーター。韓国で流行っているそうです。
砂糖不使用のドライフルーツがよいとのことで、近所のスーパーで買った柿やレーズン、アプリコット、クコのみ、イチジク、キウイなどのドライフルーツを無造作に突っ込んで、冷蔵庫で冷やし、今日職場に持って行きました。(ただドライフルーツを入れただけでこの見た目の華やかさ。気分が上がる効果もありました。)
飲んでみると、かなりしっかりとした甘さ。ただ、くだもののチョイスが適当すぎて、はじめにふわっとレーズンが香り、柿ともアプリコットキウイともつかない甘みが立ち上り、ほんのりとした後味が残るというふしぎな味わいでした。
それでも美味しかったのですが、インターネットで歌われている統一感のある組み合わせの方が、おいしく飲めると思います。
ドライフルーツのいいところは、日持ちするところ。いろいろ買い集めて、さまざまな組み合わせを試すことができそうです。最近暑いので、次はさっぱりした柑橘類やトマトのドライフルーツをどこかで手に入れたいと、楽しく画策しています。