おつきさまの記。

ゆとりのある生活をしたい、ゆとり世代が日々考えたことを書き綴っています。

立てば芍薬座れば牡丹

【詞書】

 

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花 

 

最近、花屋さんを通りかかると店頭に芍薬が並んでいます。その度にこの有名なフレーズを思い出します。何をしても凛として美しい、そんな女性が理想です。

 

わたしは姿勢には自信がないけれど、姿勢の良さには自信があります。

もともと幼い頃から猫背を指摘されることが多く、今でも気を抜くと肩は丸まり、下腹部を前に押し出すような情けない格好になってしまいます。

しかし、学生時代にとある縁で正しい歩き方を教わったことがあって、意識した姿勢の良さには自信があります。腹筋でしっかり上体を支え、背筋をしゃんと伸ばし、その上に頭を乗せ。座っているときもそうで、意識していれば、「姿勢がいいね」とよく褒められます。そこで、出来るだけ良い姿勢を意識し、維持することを日々心がけているのです。

 

 ところが。

仕事が忙しくなると、なかなかその姿勢を保つことができません。気づくと頭の重さに耐えかね、顎が前に出てしまいます。そうした気の緩みは姿勢だけでなく、その他もろもろにも現れ。疲れた日のわたしは、キューティクルの整わないぼさぼさの絡まりきった髪をひとつにまとめてごまかし、微妙な化粧と磨り減ったかかとの靴で歩いています。

忙しいと、生活のクオリティが下がります。

今週も忙しく、毎日14時間ほど働いていました。下手をすると夕飯も、髪を洗うのもめんどくさい。いらいらして、お菓子ばかり食べて肌も荒れる。コンタクトを長時間つけていて、目の調子もなんかおかしい。

 

昨日ふと触った頬がざらざらしていて、髪が毛玉のようになっていて、これではいけないと危機感を覚えました。お風呂上がりにパックをして、ちょっと入念にトリートメントをしたのは昨日。すると髪が久々にするすると指通りよくなり、朝目覚めたときから気分良く、いい感じのスタートを切ることができました。やはり、身なりに気を使うことは自分のためにも大切です。改めてそう感じた1日でした。

 

久々にトリートメントした髪を風になびかせ今朝、百合になる